ダイエットを考える上でのポイント GI値を知ろう!!
GI値って何?
⇒GIは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。つまり、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までに血液中に入る糖質の量を計ったものです。
ダイエットになぜGI値が関係あるのか?
⇒血液中にブドウ糖が入ると、インスリンにより、ブドウ糖は多くの組織に取り込まれます。多くのブドウ糖を摂取した場合、インスリンが過剰に分泌されます。インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する力をもっています。したがって、組織で脂肪が蓄積されやすくなります。
GI値をコントロールするためにはどうすればいいの?
1.高GI値のものから低GI値のものにする。
⇒例えば、ごはん(白米)と牛肉を比べた場合、同じ100キロカロリー分の分量を食べたとしても白米の方が短時間で血糖値が上がりやすい性質を持っています。例えば、白米のGI値は84、牛肉のGI値は46。つまり、白米の方がインシュリンの分泌量が増えやすいということがわかります。
2.GI値の上昇を緩やかにする。
⇒例えば日本人の主食であるお米、白米は比較的エネルギーになりやすくGI値の高い食品の一つです。それならば、白米を消化に時間のかかる物と一緒に食べたらどうなるのでしょうか?実はこんな単純な方法でも血糖値の上がり方、インシュリンの分泌をゆるやかにする事ができるんです。だから例えば白米に玄米や麦を混ぜて食べたり、食事の時に繊維質の野菜や肉類(脂肪の少ないもの)を一緒に食べることで、より体脂肪の増えにくい食事が可能になるわけです。
3.GI値を薄める。
⇒GI値というのはその食品に含まれる糖分やエネルギーになりやすい物質の含有量、つまり「濃さ」とも深い関係があります。簡単に言うと、濃い砂糖水を飲めば血糖値は急激に上がりますが、薄い砂糖水を飲んだ場合は(トータルのエネルギー量が同じだったとしても)血糖値の上がり方はゆるやかになるという事です。単純な原理ですがGI値の高い物を食べる時は、できるだけ沢山の水分を摂るようにするだけでもその影響を小さくすることが出来るのです。)

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